WebとURLの関係 (DNN-Biginner
No.0003より一部改変し転記)
インターネットの世界では、WebとかURLとか略語で示される用語が多く、その大半の用語は、あまり内容を理解せずとも利用できてしまうところに問題があるように編集室では感じています。そうした状況を少しでも改善できるように、ここでは、「Web」と「URL」の関係について、ご説明します。
まず、「Web」(ウェッブ)という言葉ですが、これは正式には「WWW」つまり、「World Wide
Web」のことを言います。ドキュメント(文書)中に他のドキュメント(文書)へジャンプできるように関連性を持たせ、一定の操作により、他のドキュメント(文書)へ移動できるよう設計されたドキュメントシステムのことをこう呼びます。
インターネット上では、ドキュメント(文書)を保存した保管庫であるWWWサーバが世界中に存在し、全て網の目状に結ばれた状態にありますから、世界中のドキュメントにジャンプして文書を閲覧できるわけです。
しかし、そのジャンプの際には、ドキュメントの在処を示す住所のようなものを元に移動をしていきます。その際に使用されるのが、「URL」(ユーアールエル)つまり、「Uniform
Resource Locator」になります。
日本国内限定で、Webと同義として使用されるのが、「ホームページ」という言葉です。本来は、インターネットブラウザを起動した直後に、表示される最初のWebのことを指すのですが、日本では、Web=ホームページとして使われる傾向になっています。
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