「スタンバイ」「サスペンド」っていったい何?
(DNN-Biginner No.0013より一部改変し転記)

 Windowsでは、コンピュータの電源を切れる状態にする「Windowsの終了」以外にも、「スタンバイ」とか「サスペンド」と呼ばれる終了メニューが用意されています。

 これは、「スリープ」と呼ばれることもありますが、ハードディスクやディスプレイ(モニタ)など、コンピュータ本体の電力消費を最小限にまでセーブした状態で維持する機能です。動物などが冬場にやる冬眠のようなものです。

 実際、コンピュータの中では、作業中の内容などがメモリに保存されたままの状態であるので、この状態にて電源をきると、メモリの内容が消え、せっかくの苦労も水の泡となってしまいます。
 しかし、ノートパソコンなどで、一時作業を中断するのに使用すると、バッテリの浪費を抑えられるなどのメリットがあります。また、作業の再開も再起動するより早くできるため、ちょっと席をはずすといった時にも有効です。

 省エネ時代だからこそ、こんなひと手間を惜しまず、実行してもらいたいものです。

※「スタンバイ」「サスペンド」「スリープ」「ハイバーネーション」などと コンピュータメーカーによって、機能の名称が異なります。

このエントリーをはてなブックマークに追加



Copyright©Since 2000 DEVICE NET LLC.
記事中の情報は、記事執筆時点のものです。
このサイトに掲載されている記事/写真/図表などを許可なく転載することを禁じます。